西洋近現代史研究会

会報 2000-2009年

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第14号(2000年6月)

【報告】
仲松優子「18世紀末トゥールーズ高等法院裁判官のソシアビリテ」(1)

大川勝康「ヴァイマル末期のユダヤ人――ドイツ・ユダヤ人の『アイデンティティ』の一側面」(3)

伊東直美「ドイツ社会保険法の成立とクナップシャフト(鉱夫共済組合)――ドイツ社会政策の一考察として」(5)

木村護郎「ある少数言語の社会史断章――カトリック教会の言語イデオロギーとソルブ語」(8)

柴田暖子「ナミビアのドイツ系住民と第一次世界大戦」(10)

千代崎未央「カーシム・アミーンの『女性の解放』の再検討――近代エジプト男性知識人の『女性解放』論」(14)

山岸拓郎「国民議会におけるタレーランの活動」(16)

岡葉子「『ボヘミアの言語と文学の歴史』にみるヨゼフ・ドブロフスキーの思想――ボヘミア語の『完全性』について」(18)

稲葉尚子「チトー政権下のユーゴスラヴィアの分権化について――ランコビッチ事件の分析を通して」(21)

【留学記】
秋山晋吾「大平原の宮殿のかたわらにて」(24)

北村陽子「官僚制への挑戦――一名古屋人のぼやき」(26)

【サマーセミナー参加記】
岩﨑巌「サマーセミナーに参加して」(27)

【書評会】
石井利明「『多文化主義のアメリカ』について」(28)

【編集後記/活動報告】(30)

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第15号(2001年6月)

【報告】
杉山佳子「第三共和政初期フランスと保護領チュニジア――マシュエルの教育構想を中心に」(1)

深澤安博「スペイン内戦とモロッコ」(3)

斎藤真琴「19世紀アイルランドにおける漁村騒擾と漁場意識――ゴールウェイ州クラダ漁民の伝統社会」(5)

崎山直樹「新聞ネイション紙に見られる社会団体――二つの芸術協会を中心に」(9)

鈴木次郎「『観光のまなざし』の19世紀イギリス」(12)

仲津由希子「英国の対ポーランド政策 1914-1919」(14)

横田佳子「第一次世界大戦期におけるドイツ夏時間論争」(17)

水戸部由枝「ヘレーネ・シュテッカーと帝政ドイツの堕胎論争」(18)

久富泰子「ドイツにおける外国人青少年教育と職業訓練――1980年代以降の政策およびプロジェクトを通じて」(21)

【留学記】
浅田進史「『私たちはここにとどまる!』――ベルリン・シュラハテンゼー廃寮問題」(24)

【サマーセミナー参加記】姉川雄大(26)

【書評会】
石橋裕二「平田雅博『イギリス帝国と世界システム』について」(27)

【編集後記/活動報告】(28)

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第16号(2002年7月)

【報告】
安川篤子「雑誌La Revue socialisteとその世界――ブノワ・マロン(1841-1893)の没後から第一次大戦前夜にかけて」(2)

細谷典子「ニューディール期アメリカにおける南部白人リベラルの活動と社会事業」(4)

清水聡「ドイツ民主共和国と『社会主義のなかの教会』――EKDの分裂過程を中心に」(7)

尾崎俊輔「19世紀末マルセイユにおけるイタリア移民」(10)

木村謙介「世紀転換期ドイツにおける『女性同性愛者問題』――ドイツ帝国刑法典第175条におけるその扱いをめぐって」(12)

伊東直美「第二帝制後期の大衆的ナショナリズム――全ドイツ連盟の活動を中心に」(15)

福田恵弥「『下から』のアンシュルス――シュタイアーマルク州を中心に」(17)

大畑悟「第一次世界大戦下の食糧問題とオーストリアの総力戦体制」(20)

江口布由子「1880年代におけるウィーンの小学校教師と自由主義――雑誌『学校と家』を手掛かりに」(23)

石井香江「ドイツにおける電話交換手/電信技師の誕生――技術革新と労働のジェンダー化をめぐって」(25)

山中秀人「19世紀の『チェコ人』のネイション形成運動に関する考察――パラツキーの国家理念を中心にして」(28)

【留学記】
仲松優子「モンペリエ大学留学記――社会史とは」(31)

【サマーセミナー参加記】
佐々木綾子「サマーセミナー体験記」(32)

【書評会】P.シェットラー編『ナチズムと歴史家たち 1933-1945』
白川耕一『ナチズムと歴史家たち 1933-1945』(32)

長谷川亮一「日本――『皇国史観』と歴史学の問題をめぐって」(36)

戸邉秀明「私も修正主義者であるほかない以上……――ペーター・シェットラー編『ナチズムと歴史家たち』斜め読み」(39)

崎山直樹「修正主義と歴史家――アイルランドにおける修正主義論争を踏まえて」(41)

【特殊報告】
増谷英樹「ナチ支配下の『強制労働』問題――ドイツ/オーストリアの研究小史」(44)

【編集後記/活動報告】(50)

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第17号(2003年7月)

【報告】
馬場わかな「ドイツにおける優生学――1911年ドレスデン国際衛生博覧会の分析を中心に」(1)

佐々木綾子「世紀転換期ドイツにおける記念碑と文化的国民統合」(3)

小田原琳「イタリア実証主義の一側面――バスクアーレ・ヴィラッリの『歴史的方法』」(6)

千代崎未央「近代エジプトにおける女性と民族/国家の進歩――ナバウィーヤ・ムーサーの主張から」(9)

君塚弘恭「18世紀ボルドーにおけるドイツ系商人の展開と活動」(11)

松浦真衣子「1821年ペロポネソス半島における蜂起と地方名士」(14)

松尾有希子「マン島ゲーリクの衰退における内在的要因」(16)

水田大紀「学生と受験――ヴィクトリア中期イギリスの公開競争試験と受験技術」(19)

稲垣健志「1970年代イギリスのパンク・ムーブメントにおける『レゲエ文化』の役割」(21)

平野宗明「第二帝政期におけるパリ市会の機能――議員構成の分析を手掛かりとして」(23)

岡田友和「1920年代のベトナムにおける教育と植民地社会――フランスによる植民地支配の原理と文化摩擦」(26)

秋山晋吾「ハンガリーにおける町村連合と共通の記憶――18世紀および19世紀前半のエステルハーズィ家デレチュケ所領」(28)

松山哲博「Who are the Gypsies?――『言葉狩り』と自主規制についての再検討」(30)

【留学記】姉川雄大(33)

【サマーセミナー参加記】鹿住大助(34)

【編集後記/活動報告】(35)

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第18号(2004年7月)

【報告】
上村敏郎「ヨーゼフ・リヒターのパンフレットから見る知識人の改革観」(1)

森下嘉之「ハプスブルク帝国における都市の近代化――世紀末プラハの都市公共政策から見えるもの」(3)

浅田進史「ドイツの中国植民地(膠州湾租借地)における『中国人』――ドイツ植民地法と植民地権力の関連から」(7)

林剛志「スターリング圏とアルゼンチン」(9)

鈴木珠美「ティロール射撃団体にみる『伝統』」(11)

福田恵弥「ナチスの労働者政策――KdFの活動を中心に」(15)

藤井欣子「19世紀後半オーストリアにおける南部辺境協会(ズュートマルク協会)」(17)

沢田剛「エマ・ゴールドマンとセクシュアリティ」(20)

【書評会報告】
伊藤定良『ドイツの長い十九世紀――ドイツ人・ポーランド人・ユダヤ人』(青木書店、2002年)について
書評会報告(1):伊東直美(22)
書評会報告(2):伊藤真美子「書評にかえて――『国語』『日本語』を対象に言語に基づくナショナリズムについての研究動向と概略」(23)
書評会報告(3):尹慧瑛(26)

【留学記】
江口布由子「グラーツ留学記――あるヨーロッパの町から」(28)

【サマーセミナー参加記】稲垣健志(30)

【編集後記/活動報告】(31)

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第19号(2005年7月)

【報告】
佐藤公紀「世界恐慌下ドイツにおける労働者文化の変容――『労働福祉団』の活動を中心に」(2)

水田大紀「19世紀後半イギリスにおける公開競争試験と官僚の資質」(4)

鹿住大助「18世紀コンパニョナージュが担った対抗の役割の再検討――ガラス職人ジャック=ルイ・メネトラの『フランス巡歴』経験を中心に」(7)

姉川雄大「第1次大戦前後のハンガリーにおける体育と軍事教練」(9)

島田勇人「『褐色の司祭』から見たナチス期のカトリック教会」(11)

小島啓史「SPS創立を巡る動きとシュテックについて」(14)

塩崎公靖「共鳴するナショナリズム――20世紀初頭におけるバスク・ナショナリズムへのアイルランド・ナショナリズムの影響」(17)

【書評会報告】
山根徹也『パンと民衆』(山川出版社、2003年)について
書評会報告(1):岩田浩太郎「日本近世史から」(20)
書評会報告(2):川口智江(24)

【留学記】
崎山直樹「ジャガイモと僕」(26)

【サマーセミナー参加記】君塚弘恭(28)

【編集後記/活動報告】(29)

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第20号(2006年7月)

【報告】
柴田暖子「第一次世界大戦前後の南西アフリカとドイツ系住民」(2)

森宜人「都市社会化と電力――フランクフルト・アム・マイン 1900~1933」(5)

真城百華「エチオピア帝政期におけるティグライと中央政府――1943年の『反乱』を中心に」(7)

武田祥英「パレスチナ問題の再検討――英国委任統治領パレスチナ地方研究を中心に」(10)

田中葵「石牟礼道子と『サークル村』」(12)

藤原克己「オーストリア『永世中立』の形成」(15)

藤井欣子「オーストリア農民協会――カトリック保守派の戦略」(18)

有馬智子「復帰前後の沖縄における写真表現――写真家比嘉康雄試論にむけて」(20)

小田島勝浩「ドイツ人『追放』問題のいま」(23)

【書評会報告】
穂鷹知美著『都市と緑――近代ドイツの緑化文化』(山川出版社、2004年)について
書評会報告(1):荒又美陽(26)
書評会報告(2):加藤鉄三「アメリカ環境史の視点から」(28)
書評会報告(3):吉永明弘「環境倫理学と公共哲学の視点から」(31)

【留学記】
松浦真衣子「ギリシア留学記――3月25日の回想」(34)

【サマーセミナー参加記】鈴木珠美(36)

【編集後記/活動報告】(37)

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第21号(2007年7月)

【報告】
崎山直樹「1840年代ダブリンにおけるりピール運動」(2)

穐山洋子「1942年8月のスイス国境封鎖をめぐる議論――ドイツ語圏の新聞報道の展開過程と国民議会の議論を中心に」(4)

小原正「ラテンアメリカ史研究にみられる《メスティサッヘ》のイデオロギー」(7)

東風谷太一「三月前期ドイツの政治的祭典について――ハンバッハ祭の事例から」(10)

鈴木美和子「ソ連占領下ドイツにおける配給制度と女性をめぐる問題――ベルリンを中心に」(13)

武田祥英「パレスチナ委任統治政策立案の背景としての、英国の対ユダヤ教徒移民政策」(15)

新井正紀「ソ連邦ウラルにおける文化啓蒙活動の展開――1920年代末~30年代初頭の農村の文化的変容」(17)

姉川雄大「世紀転換期ハンガリーの体育政策における自由主義と国民主義」(20)

石井香江「第一次世界大戦が職場のジェンダー秩序に与えたインパクト――ドイツの郵便・電信局を事例にして」(22)

浅田進史「膠州湾租借地におけるドイツ植民地統治と社会秩序(1897-1914)」(25)

【書評会報告】
川喜田敦子著『ドイツの歴史教育』(白水社、2005年)について
書評会報告:長谷川亮一「歴史教育の日独比較の視点から」(28)

【在外研究記】
中村綾乃「ベルリンの学校荒廃――多文化共存と統合政策の狭間」(30)

【サマーセミナー参加記】武田祥英(32)

【編集後記/活動報告】(33)

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第22号(2008年7月)

【報告】
佐藤公紀「ヴァイマル期プロイセン州の刑罰制度における犯罪生物学の展開」(2)

宮本隆史「矯正と抑止」(5)

加藤鉄三「現場から読み直す環境史――ヨセミテ国立公園―シエラ国有林地域の放牧管理を中心に、1891~1930年」(7)

鹿住大助「18世紀前半のフランスにおけるギルドと王権の経済政策――リヨン絹織物業ギルドの規約改定をめぐる国家の積極的介入について」(9)

武田祥英「ハイファか、アレクサンドレッタか――第一次世界大戦初期の英国内閣におけるオスマン帝国領土分割議論を中心に」(13)

末次圭介「第二次大戦中のアルザス自治主義者と対独協力・抵抗運動」(15)

伊東直美「『国民』の規定をめぐって――『ドイツ系帰国移住者のための扶助協会』の活動」(19)

長沢優子「ナショナル・シンボルをめぐる闘争と『ドイツ問題』――戦間期のドイツとオーストリアを中心に」(22)

【書評会報告】
高尾千津子著『ソ連農業集団化の原点――ソヴィエト体制とアメリカユダヤ人』(彩流社、2006年)について
書評会報告(1):新井正紀(25)
書評会報告(2):森田麻美(28)
書評会報告(3):武田祥英(30)

【留学記】
水田大紀「イングランド覚書」(32)

【サマーセミナー参加記】栗原久定(34)

【編集後記/活動報告】(35)

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第23号(2009年7月)

【報告】
鹿住大助「18世紀前半のリヨン絹織物業ギルドと王権――ギルド規約の改定を中心に」(2)

斉藤恵太「三十年戦争解釈の現在と過去」(6)

村田名津子「20世紀初頭スペインの反セム主義――右派のナショナルアイデンティティをめぐって」(9)

河知山朝子「18世紀ギャロウェイの農業改良」(12)

森下嘉之「20世紀前半チェコスロヴァキアの首都整備計画――東欧新国家における郊外開発と政府・自治体・住民関係」(19)

新井正紀「ソ連邦における義務教育制度の導入と〈少国民〉の創造――ウラル農村を事例として」(21)

【書評会報告】
藤岡寛巳著『原初的ファシズムの誕生 イタリア戦闘ファッシの結成』御茶の水書房(2007年)について」
書評会報告:横藤田稔泰「スペイン・ファシズムの生成とイタリア・ファシズム」(23)
書評会報告:太田岳人「イタリア・ファシズム研究と未来派研究の状況」(28)

【サマーセミナー参加記】森下嘉之(29)

【編集後記/活動報告】(26)

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