西洋近現代史研究会

例会活動記録

最新の例会案内については>>本会ブログをご覧ください。
発表題目は主として会報に基づいておりますが、開催案内の際の仮題が訂正されていない場合があります。訂正すべき個所がありましたら、>>こちらまでご一報いただければ幸いです。

|2010年|2011年|2012年|2013年|2014年|
|2015年|2016年|2017年|2018年|2019年|


【2010年】
No. 257 2010年1月30日 於専修大学神田校舎7号館
伊東林蔵「ゲルゼンキルヒェン事件とナチスの政権獲得――合同製鋼の合理化運動と諸勢力の利害」


No. 258 2010年6月26日 於専修大学神田校舎7号館
大井知範「『植民地なき植民地主義』論の可能性――ハプスブルク帝国と海外世界の関係を手がかりに」

間永次郎「ガーンディー 南アフリカ時代における非暴力主義の形成過程とアヒムサーとの非連続性――初期サッティヤーグラハ闘争の言説に注目して」


書評会 2010年7月17日 於専修大学神田校舎7号館
新井政美『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』(青土社、2009年)

【評者】佐々木紳/長谷部圭彦/河野淳/松浦真衣子/益満隆行


No. 259 2010年10月23日 於専修大学神田校舎7号館
大城尊「第一次大戦下ドイツ労働者運動においてライプツィヒに注目する意義」

【学界動向】
小沢弘明「第21回国際歴史学会議アムステルダム大会」


No. 260 2010年11月27日 於専修大学神田校舎7号館
仲松優子「18世紀フランスの『政治危機』を再考する――ラングドック地方の地域政治の視点から」


No. 261 2010年12月18日 於東京外国語大学本郷サテライト
【アフリカ史研究会合同例会】
鈴木英明「インド洋西海域世界の設定について――新しい世界史へ向けて」

河野明佳「南アフリカ共和国における言語問題と『バンツー教育』」

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【2011年】
No. 263 2011年1月22日 於専修大学神田校舎7号館
【研究動向紹介】
鹿住大助「フランスにおけるコーポラティズムの歴史――近世史研究の立場から」

浅田進史「植民地戦争について――ドイツ語圏における最近の研究動向を中心に」


No. 264 2011年4月16日 於専修大学神田校舎7号館
川久保一美「1922年エジプト独立直前期におけるワフドの反英運動」

姉川雄大「両大戦間期ハンガリーの学校外体育政策――国民化と自由主義の観点から」


No. 265 2011年6月18日 於専修大学神田校舎7号館
半澤忠彦「1940年代のスペインにおける女性像――ピラール・プリモ・デ・リベラの演説をてがかりにして」

木畑和子「亡命ユダヤ人のオーラルヒストリー――キンダートランスポートから東ドイツへ」


No. 266 2011年7月30日 於専修大学神田校舎7号館
【ワークショップ:「遅れて来た」植民者――日本・ドイツの植民地経験への問い】
大久保由理「『南進』する日本人:その模範的人物像の形成と実践――第一次大戦前後の南進論と戦時南方移民」

柴田暖子「Weißheit und Deutschtum――第一次世界大戦前後の南西アフリカにおける白人社会の変化」

【コメント】崎山直樹

趣旨説明などは>>こちら


No. 267 2011年10月22日 於首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス
【現代史研究会合同例会】
李東奇「分断ドイツにおける国家連合構想の成立と越境者たち」

【コメント】河合信晴

趣旨説明などは>>こちら


No. 268 2011年11月26日 於専修大学神田校舎7号館
【東欧史研究会合同例会】
栗原久定「第一次世界大戦中の中央アフリカ(Mittelafrika)構想」

【座談会】
ノーマン・J・ウィルソン(南塚信吾/木村真監訳)『歴史学の未来へ』(法政大学出版局、2011年)をめぐって

【ディスカッサント】南塚信吾、木村真

詳細は>>こちら


No. 269 2011年12月17日 於専修大学神田校舎7号館
石川大地「フランスにおける第一次世界大戦の記念碑についての一考察」

今井宏昌「戦間期ドイツにおける義勇軍経験――『ナチズムの前衛』テーゼからの解放は可能か?」

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【2012年】
No. 270 2012年1月21日 於専修大学神田校舎7号館
藤井欣子「ハプスブルク帝国内言語境界地域におけるドイツ国民主義――マールブルク周辺地域農民協会を例に」

【展示評】
森下嘉之「『ジョセフ・クーデルカ プラハ1968』展示をめぐって」


No. 271 2012年3月24日 於専修大学神田校舎7号館
佐藤公紀「ヴァイマル期における釈放者扶助の展開――『ベルリン受刑者扶助協会』の活動を中心に」

【書評会】
小原淳『フォルクと帝国創設――19世紀ドイツにおけるトゥルネン運動の史的考察』(彩流社、2011年)

【コメント】山根徹也
【リプライ】小原淳


No. 272 2012年4月28日 於専修大学神田校舎7号館
名村優子「1920-30年代における独身女性のブラジル渡航――移植民団体『日本力行会』の斡旋事業」

【研究動向紹介】
浅田進史「社会政策学会のなかのドイツ植民地主義――近年の研究動向を中心に」


No. 273 2012年6月23日 於専修大学神田校舎7号館
上村敏郎「居酒屋、職人、結社――18世紀末ウィーンにおけるビアハウスの中の『公論』」

【特別セッション】
「近現研」の同時代史的位置

趣旨説明は>>こちら


No. 274 2012年7月21日 於専修大学神田校舎7号館
清水祐美子「国境地域の民謡収集――フラマン語圏におけるフォルトゥール調査 (1852-1857)」

【書評会】
N.バンセル、P.ブランシャール、F.ヴェルジェス(平野千果子・菊池恵介共訳)『植民地共和国フランス』(岩波書店、2011年)

【コメント】大久保由理、浅田進史
【リプライ】平野千果子


No. 275 2012年10月13日 於専修大学神田校舎7号館
宇野陽子「トルコ国民解放戦争期(1919~1923年)におけるケマル体制の構築――国際政治と国内政治の関連に注目して」

【座談会】
ジャン=ジャック・ベッケール/ゲルト・クルマイヒ(剣持久木・西山暁義共訳)『仏独共同通史 第一次世界大戦』(上・下、岩波書店、2012年)

【ディスカッサント】剣持久木、西山暁義


No. 276 2012年11月17日 於専修大学神田校舎7号館
【東欧史研究会合同例会】
北村厚「アンシュルス(独墺合邦)運動の関税同盟思想――独墺作業共同体(DÖAG)の議論を中心に」

【書評会】
割田聖史『プロイセンの国家・国民・地域――19世紀前半のポーゼン州・ドイツ・ポーランド』(有志舎、2012年)

【コメント】中澤達哉
【リプライ】割田聖史


No. 277 2012年12月15日 於大正大学西巣鴨校舎10号館
【東欧史研究会合同例会】
杵淵文夫「オーストリア中欧経済協会と対アメリカ通商問題」

【書評会】
桐生裕子『近代ボヘミア農村と市民社会――19世紀後半ハプスブルク帝国における社会変容と国民化』(刀水書房、2012年)

【コメント】山崎彰
【リプライ】桐生裕子

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【2013年】
No. 278 2013年1月26日 於駒澤大学会館246
眞城百華「エリトリアにおける脱植民地化の検討――政党対立の萌芽と争点」

【書評会】
石田憲『ファシストの戦争――世界史的文脈で読むエチオピア戦争』(千倉書房、2011年)

【コメント】今井宏昌
【リプライ】石田憲


No. 279 2013年3月23日 於専修大学神田校舎7号館
【東欧史研究会合同例会】
河合信晴「東ドイツの余暇と政治――余暇時間と保養活動をめぐる政策を中心に」

【書評会】
中田瑞穂『農民と労働者の民主主義――戦間期チェコスロヴァキア政治史』(名古屋大学出版会、2012年)

【コメント】森下嘉之
【リプライ】中田瑞穂


No. 280 2013年4月20日 於駒澤大学会館246
【特別セッション】
日本西洋史学の未来――西洋史若手研究者問題検討ワーキンググループの活動から

金澤宏明「日本西洋史学の将来を考える――若手研究者問題ワーキンググループの活動と研究環境」

崎山直樹「現状分析と展望2013――日本西洋史学は衰退するのか?」

チラシおよび趣旨説明PDFは>>こちら
議事録は>>こちら


No. 281 2013年6月15日 於専修大学神田校舎7号館
菊地大悟「ソ連占領地区(SBZ)における対ポーランド活動(1948年)」

【書評会】
永山のどか『ドイツ住宅問題の社会経済史的研究――福祉国家と非営利住宅建設』(日本経済評論社、2012年)

【コメント】北村陽子
【リプライ】永山のどか


No. 282 2013年7月13日 於専修大学神田校舎7号館
上地聡子「在東京沖縄『同胞』の立場性と『復帰』支持――1951年沖縄帰属問題との関連から」

【書評会】
高田馨里『オープンスカイ・ディプロマシー――アメリカ軍事民間航空外交1938~1946年』(有志舎、2011年)

【コメント】木畑洋一
【リプライ】高田馨里


No. 283 2013年10月26日 於専修大学神田校舎7号館
戸田山祐「『メキシカン』の権利保障と短期移民労働者導入をめぐる政治 ―― 1940-50年代テキサスの事例を中心に」

【書評会】
貴堂嘉之『アメリカ合衆国と中国人移民――歴史のなかの「移民国家」アメリカ』(名古屋大学出版会、2012年)

【コメント】山本明代
【リプライ】貴堂嘉之


No. 284 2013年11月23日 於駒澤大学会館246
大貫友一「資本主義社会における一元論的世界認識――ヨーゼフ・ディーツゲンの社会思想の視点から」

【書評会】
ヨアヒム・ラートカウ(海老根剛・森田直子訳)『ドイツ反原発運動小史――原子力産業・核エネルギー・公共性』、同『自然と権力――環境の世界史』(いずれも、みすず書房、2012年)

【コメント】森涼子
【リプライ】海老根剛、森田直子


No. 285 2013年12月14日 於大正大学西巣鴨校舎10号館
【東欧史研究会合同例会】
辻河典子「1920年代におけるハンガリー系亡命者の政治活動と国際組織――人権連盟との関係から」

【書評会】
山本明代『大西洋を越えるハンガリー王国の移民――アメリカにおけるネットワークと共同体の形成』(彩流社、2013年)

【コメント】一政(野村)史織
【リプライ】山本明代

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【2014年】
No. 286 2014年1月25日 於専修大学神田校舎7号館
板倉孝信「反革命戦争期の英国における財政=軍事政策の転換――アッパーミドルとジェントリによる財政請願の比較分析」

【書評会】
鈴木楠緒子『ドイツ帝国の成立と東アジア――遅れてきたプロイセンによる「開国」』(ミネルヴァ書房、2012年)

【コメント】大井知範
【リプライ】鈴木楠緒子

【共催】
ドイツ史トランスナショナル研究会(科学研究費補助金基盤C「帝政期ドイツにおけるトランスナショナルな人的移動とジェンダー秩序に関する研究」、研究代表者日暮美奈子)


No. 287 2014年3月15日 於専修大学神田校舎7号館
佐野匡平「今井登志喜の世界像とその問題点」

清水雅大「第二次大戦下の日独文化事業――日独文化協定の実施をめぐって」

【共催】
ドイツ史トランスナショナル研究会(科学研究費補助金基盤C「帝政期ドイツにおけるトランスナショナルな人的移動とジェンダー秩序に関する研究」、研究代表者日暮美奈子)


No. 288 2014年4月26日 於専修大学神田校舎7号館
寺本めぐ美「1980年代以降のオランダにおけるクルド組織とイスラーム組織の活動――移民政策との関連から」

【書評会】
水島治郎『反転する福祉国家――オランダモデルの光と影』(岩波書店、2012年)

【コメント】白川耕一
【リプライ】水島治郎


No. 289 2014年6月14日 於専修大学神田校舎7号館
橋本泰奈「戦後西ドイツの外国人労働者政策の展開――ナチ体制下の『外国人労務動員』をめぐる経験と記憶」

【座談会】
ジェフリー・ハーフ(星乃治彦・臼杵陽・熊野直樹・北村厚・今井宏昌訳)『ナチのプロパガンダとアラブ世界』(岩波書店、2013年)

【ディスカッサント】臼杵陽、熊野直樹、北村厚、今井宏昌


No. 290 2014年7月5日 於大正大学西巣鴨校舎7号館
【東欧史研究会合同例会】

【書評会】
大津留厚・水野博子・河野淳・岩崎周一編『ハプスブルク史研究入門――歴史のラビリンスへの招待』(昭和堂、2013年)

【登壇者】大津留厚、水野博子、河野淳、岩崎周一


No. 291 2014年10月18日 於青山学院大学6号館
【現代史研究会・東欧史研究会共催特別セッション】
西洋史若手研究者問題を考える――西洋史若手研究者問題検討ワーキンググループ報告書をめぐって

【コメント】
1)大学院生・研究機関研究員報告書について
上村敏郎

2)専任教員・非常勤講師報告書について
辻英史

3)女性研究者報告書について
中田瑞穂

チラシは>>こちら、趣旨説明PDFは>>こちら


No. 292 2014年11月29日 於専修大学神田校舎7号館
日尾野裕一「18世紀前半ブリテン海軍の軍艦建造物資調達」

【書評会】
竹田泉『麻と綿が紡ぐイギリス産業革命――アイルランド・リネン業と大西洋市場』(ミネルヴァ書房、2013年)

【コメント】岩間俊彦
【リプライ】竹田泉


No. 293 2014年12月20日 於専修大学神田校舎7号館
難波ちづる「『本国』から『祖国』へ――第二次世界大戦後におけるフランスのインドシナ支配とベトナム人労働者の送還問題」

【書評会】
中野聡『東南アジア占領と日本人』(岩波書店、2012年)

【コメント】大久保由理
【リプライ】中野聡

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【2015年】
No. 294 2015年1月24日 於立正大学品川キャンパス9号館
【現代史研究会合同例会】
ゼバスティアン・コンラート「グローバル・ヒストリーのなかの啓蒙」

【コメント】森田直子、鈴木楠緒子

【共催】
ドイツ史トランスナショナル研究会(科学研究費補助金基盤C「帝政期ドイツにおけるトランスナショナルな人的移動とジェンダー秩序に関する研究」、研究代表者日暮美奈子)

チラシは>>こちら


No. 295 2015年3月21日 於駒澤大学本部棟
大下理世「西ドイツにおける歴史学と歴史政策(1969-1974)――グスタフ・ハイネマンと歴史学」

【書評会】
北村厚『ヴァイマル共和国のヨーロッパ統合構想――中欧から拡大する道』(ミネルヴァ書房、2014年)

【コメント】板橋拓己
【リプライ】北村厚


No. 296 2015年4月25日 於専修大学神田校舎
楠田悠貴「ルイ16世裁判再考――先例としてのチャールズ1世裁判をめぐって」

【研究動向紹介】
仲松優子「二宮史学と現代歴史学の課題」


No. 297 2015年6月13日 於専修大学神田校舎
【書評会】
ノーマン・M・ナイマーク(山本明代訳)『民族浄化のヨーロッパ史――憎しみの連鎖の20世紀』(刀水書房、2014年)

【コメント】森下嘉之
【リプライ】山本明代、百瀬亮司


No. 298 2015年7月25日 於専修大学神田校舎
【ワークショップ】ドイツ近代のなかの越境する人びと、越境する権力――トランスナショナルな日常性とグローバル秩序の形成
【趣旨説明】浅田進史
【司会】小池求、中村綾乃

鈴木楠緒子「不平等条約体制下の日本における『ドイツ人』の管理問題――内地旅行問題をめぐる1870年代の条約改正交渉についての一考察」

大井知範「東アジア帝国秩序における海軍の越境――ドイツ東アジア巡洋艦隊を事例として」

伊東直美「ブレスト・リトフスク講和条約後の『帰国移住者』収容と衛生問題」

【コメント】日暮美奈子


No. 299 2015年10月31日 於専修大学神田校舎
河野明佳「南アフリカにおける民族形成とバンツスタン政策――ソト人を事例に」

【書評会】
網中昭世『植民地支配と開発――モザンビークと南アフリカ金鉱業』(山川出版社、2014年)

【コメント】浅田進史、柴田暖子
【リプライ】網中昭世


No. 300 2015年11月28日 於専修大学神田校舎
金崎邦彦「ロイヤル・ネイヴィーにおける強制徴募を巡る議論――1816から1835年を中心に」

【書評会】
木畑洋一『二〇世紀の歴史』(岩波書店、2014年)

【コメント】割田聖史
【リプライ】木畑洋一


No. 301 2015年12月19日 於駒澤大学本部棟
姉川雄大「人種福祉国家としての戦間期ハンガリー――「生産的社会政策」(1940-44)における国家・社会・家族」

【研究動向紹介】
浅田進史「ジェンダー視点からのグローバル経済史批判」

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【2016年】
No. 301 2016年1月23日 於専修大学神田校舎
豊嶌優樹「統一期における南イタリアの問題と山賊の反乱――カルミネ・クロッコを通して見た南イタリアの『悲惨』」

【書評会】
河合信晴『政治がつむぎだす日常――東ドイツの余暇と「ふつうの人びと」』(現代書館、2015年)

【コメント】伊豆田俊輔
【リプライ】河合信晴


No. 302 2016年2月13日 於駒澤大学会館246
【歴史学研究会近代史部会・現代史部会共催】
高野麻子「指紋による身体管理の歴史的変遷――イギリス帝国から日本帝国へ」

大久保由理「『大東亜共栄圏』における南方国策移民――政策・教育・活動」


No. 303 2016年4月9日 於駒澤大学本部棟
衣笠太朗「境界地域とネイション――第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動の成立過程」

【書評会】
木畑和子『ユダヤ人児童の亡命と東ドイツへの帰還――キンダートランスポートの群像』(ミネルヴァ書房、2015年)

【コメント】井上茂子、河合信晴
【リプライ】木畑和子


No. 304 2016年6月25日 於駒澤大学会館246
【書評会】
深澤安博『アブドゥルカリームの恐怖――リーフ戦争とスペイン政治・社会の動揺』(論創社、2015年)

【コメント】関佳奈子、八嶋由香利
【リプライ】深澤安博


No. 305 2016年7月25日 於専修大学神田校舎
小泉夏子「『商業年鑑』と『美食家年鑑』に見るパリの飲食業――1891年、同業組合解体後の変質を中心に」


No. 306 2016年10月29日 於専修大学神田校舎
原田桃子「1970年代後半におけるイギリスの移民政策と『移民問題』」

日野原由未「大英帝国と福祉国家――旧植民地からの人の移動を手がかりに」


No. 307 2016年11月26日 於駒澤大学会館246
東風谷太一「ビール騒擾と物的営業権――19世紀前半期ミュンヒェンにおける共同性の変容」

【座談会】
レギーナ・ミュールホイザー(姫岡とし子監訳)『戦場の性』(岩波書店、2015年)

【コメント】姫岡とし子、小野寺拓也

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【2017年】
No. 308 2017年1月28日 於駒澤大学会館246
大曽根悠「ナチ時代初期におけるナチ党『古参闘士』のイメージと『機能』」

板倉孝信「反革命戦争期の英国における財政請願運動の地域・階層的拡大」


No. 309 2017年2月11日 於専修大学神田校舎
紀愛子「ナチスによる強制断種・『安楽死』とその『過去の克服』――犠牲者および遺族に対する補償問題を中心に」

【書評会】
今井宏昌『暴力の経験史――第一次世界大戦後ドイツの義勇軍経験1918~1923』(法律文化社、2016年)

【コメント】小野寺拓也
【リプライ】今井宏昌


No. 310 2017年4月15日 於専修大学神田校舎
上林朋広「複数の書き手、複数の自己――ブッカー・T・ワシントン自伝の研究」

【書評会】
南祐三『ナチス・ドイツとフランス右翼――パリの週刊紙『ジュ・スイ・パルトゥ』によるコラボラシオン』(彩流社、2015年)

【コメント】安原伸一朗
【リプライ】南祐三


No. 311 2017年6月10日 於専修大学神田校舎
【書評会】
芦部彰『カトリシズムと戦後西ドイツの社会政策―― 1950年代におけるキリスト教民主同盟の住宅政策』(山川出版社、2016年)

【コメント】白川耕一、小野竜史
【リプライ】芦部彰


No. 312 2017年7月29日 於専修大学神田校舎
湯浅翔馬「フランス第三共和政初期(1870-1889)におけるボナパルティズムの展開――ポール・ド・カサニャックを中心に」

【書評会】
大井知範『世界とつながるハプスブルク帝国――海軍・科学・植民地主義の連動』(彩流社、2016年)

【コメント】鈴木楠緒子
【リプライ】大井知範


No. 313 2017年10月7日 於専修大学神田校舎
林優来「リビア戦争とイタリア航空機 1911-1912――『戦争・飛行機』と『国家・軍・報道』の相互関係」

小野竜史「兵役問題から見る西ドイツ・カトリックの『自由化』と『民主化』 1949-1978」


No. 314 2017年11月18日 於専修大学神田校舎
【西洋近現代史研究会・歴史学研究会近代史部会合同例会】
茂木謙之介「戦後小説における皇族表象とその批評性――内田百閒『秩父宮殿下に下るの書』をめぐって」

秋山徹「『最後のモヒカン』聖地を目指す――露領中央アジア遊牧エリートとイスラーム」

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【2018年】
No. 315 2018年4月7日 於駒澤大学会館246
【書評会】
竹本真希子『ドイツの平和主義と平和運動――ヴァイマル共和国期から1980年代まで』(法律文化社、2017年)

【コメント】北村厚、柳原伸洋
【リプライ】竹本真希子


No. 316 2018年6月9日 於駒澤大学本部棟
吉川弘晃「世界革命のページェント――文学者・秋田雨雀のロシア訪問にみる『ソヴィエト経験』」

貝原伴寛「18世紀フランスにおけるセンチメンタリズム興隆の一局面――悲劇『イネス・ド・カストロ』をめぐる論争」


No. 317 2018年10月13日 於専修大学神田校舎
新井隆「マリアナ諸島をめぐる戦争の記憶の『もつれ』――追悼と顕彰の狭間から考える」

【書評会】
望戸愛果『「戦争体験」とジェンダー――アメリカ在郷軍人会の第一次世界大戦戦場巡礼を読み解く』(明石書店、2017年)

【コメント】佐藤雅哉、北村陽子
【リプライ】望戸愛果


No. 318 2018年11月17日 於駒澤大学本部棟
長谷川祐平「レオポルド・エイメリーの帝国観――アイルランド問題との関わりを中心に」

【研究動向】
澤田望「アフリカ出版文化史研究の歩みと現在――英領アフリカ新聞を中心に」


No. 319 2018年12月15日 於駒澤大学本部棟
久米彩也加「18~19世紀オーストリアにおける女性使用人と教育――フランツ・ミヒャエル・フィアターラー『黄金の鑑』を中心に」

【文書館紹介】
湯浅翔馬「パリ警視庁文書――Sous-série BAを中心に 」

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【2019年】
No. 320 2019年1月26日 於駒澤大学深沢キャンパス日本館
衣笠太朗「独立か自治か?――第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動の分析」

【研究動向】
水野祥子「イギリス帝国と科学・開発・環境――植民地科学者を中心に」


No. 321 2019年2月16日 於駒澤大学本部棟
【研究動向】
星野桃子「冷戦後期の西ドイツ対外開発援助政策――新自由主義と植民地主義の交差」

【書評会】
磯部裕幸『アフリカ眠り病とドイツ植民地主義――熱帯医学による感染症制圧の夢と現実』(みすず書房、2018年)

【コメント】永島剛、浅田進史
【リプライ】磯部裕幸


No. 322 2019年4月6日 於駒澤大学本部棟
三枝亮也「1870年代イヴ・ギヨによる公娼制度廃止運動」

【書評会】
仲松優子『アンシアン・レジーム期フランスの権力秩序 ――蜂起をめぐる地域社会と王権』(有志舎、2017年)

【コメント】佐々木真
【リプライ】仲松優子


No. 323 2019年6月30日 於専修大学神田校舎
【書評会】
清水雅大『文化の枢軸――戦前日本の文化外交とナチ・ドイツ』(九州大学出版会、2018年)
【コメント】石田憲、山本晶子
【リプライ】清水雅大


No. 324 2019年7月20日 於専修大学神田校舎
峯沙智也「政治的市民エリートによる関税議会構想 (1858-1868)――ドイツ関税同盟改革と全国議会」

山本晶子「三国同盟前夜の日独学術交流――『民族的連結』の提唱」


No. 325 2019年10月5日 於専修大学神田校舎
松本祐生子「独ソ戦下のソ連社会――レニングラード包囲における女性の身体に着目して」

上林朋広「創られた伝統の浸透――南アフリカ・ナタール州におけるズールー語教科書の出版・利用と歴史意識 1930-50年」


No. 326 2019年11月30日 於専修大学神田校舎
金堂奏「人々の生活・歴史認識から捉えるアパルトヘイトの記念空間――ヘクター・ピーターソン・メモリアルを事例に」

【書評会】
堀内隆行『異郷のイギリス —南アフリカのブリティッシュ・アイデンティティ』(丸善出版、2018年)

【コメント】柴田暖子、石橋悠人
【リプライ】堀内隆行

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