1994年頃に本会の活動は一時休止となりましたが、再開後の委員会ではその前後の活動を把握できていませんでした。1992年・1993年に開催されたサマーセミナーは会報に掲載されておりませんので、開催案内通知に基づいて記録しています。その期間と再開後のサマーセミナー番号(第17回・第18回)が重複していますので、前者に*をつけています。
|1990年|1991年|1992年|1993年|
|1997年|1998年|1999年|
第15回 1990年8月19-21日
於箱根強羅
伊藤定良「近代ドイツにおける国家と民衆」
佐々木洋子「オーストリア・ハンガリーのボスニア・ヘルツェゴヴィナ占領政策」
岡田知巳「クロアチアにおける1883年の農民暴動」
泉卓也「強制的同質化と突撃隊――バイエルンにおけるSA全権委員」
清水明子「第一次世界戦争後のドイツにおける〈広域民族秩序〉構想の思想的基盤――M.H.ベームの民族理論」
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第16回 1991年8月1-3日
於福島県新甲子
木畑和子「キンダートランスポート」
佐藤唯行「合衆国の高等教育機関におけるユダヤ人排斥――クォータ・システムの成立と展開、1920年代~50年代」
江野弘幸「《世紀末ウィーン》――カール・ルエーガーの市政とその問題点」
鍋谷郁太郎「19世紀バイエルン王国における民衆統合と国民意識」
北島瑞穂「戦後ドイツと教育改革」
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*第17回 1992年8月1-3日
於長野県白馬
西願公望「フランス革命と軍隊」
石井利明「メキシコにおけるモラル・エコノミー研究――世紀転換期のアシエンダ研究を中心に」
【小特集】冷戦と国内政治
戸坂雄二「アメリカ左翼と国内冷戦――アメリカ社会党と反共主義の衝動」
安野正明「ドイツにおける占領改革」
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*第18回 1993年9月2-4日
於新潟県妙高
秋山千恵「第1次大戦前ドイツの自由主義左派と職員層――民主連合と技術工業職員同盟」
西山暁義「最初の授業――文化闘争期のアルザス・ロレーヌ初等教育政策」
【書評報告】
日暮美奈子「女性史研究の問題点についての一考察――クローディア・クーンズ『父の国の母たち』をめぐって」
【特集】
「新しいヨーロッパ像の形成か?――高校・新『世界史』教科書を読む」
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第17回 1997年9月18-20日
於草津
木村護郎「掘り崩された民族――ソルヴ人と褐炭」
谷生俊治「第三帝国下の青年」
堀潤「言語令をめぐる議論――トゥーン・ウント・ホーエンシュタイン内閣期」
尹慧瑛「北アイルランド『ユニオニズム』における『国民』と『国家』の概念」
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第18回 1998年8月2-4日
於奥多摩
川口智江「ドイツ三月前期の反体制運動――『ヘッセンの急使』」
割田聖史「フランクフルト国民議会における『ポーランド討論』」
崎山直樹「青年アイルランドに見られるイギリス文化とアイルランド文化への視点」
浅田進史「山東鉄道の建設」
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第19回 1999年8月1-3日
於草津
柴田暖子「第一次世界大戦とナミビアのドイツ人」
千代崎未央「カーシム・アミーンの『女性の解放』分析――近代エジプト男性知識人の『女性解放』論」
山岸拓郎「フランス革命におけるタレーランの歴史的位置」
秋山晋吾「18世紀トランシルヴァニアの村における公共空間と正当化の戦略」
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